残留電流保護付きプラスチック外装型遮断器：ZSEE M1Lシリーズ（以下、遮断器と称する）は、熱磁トリップ装置を採用しています。本製品は、美しい外観、コンパクトな構造、長い使用寿命、低い定格消費電力、安定した性能、簡単な設置など、優れた性能を備え、ユーザーに安全で信頼性の高い保護を提供します。
本遮断器は隔離機能を備えています。 ONおよびOFF位置の表示を持ち、接点が開いたとき、ハンドルがONおよびOFFの位置を指示します。ハンドルの回転または操作機構の指示位置は本体と一致しており、製品の信頼性に影響を与えることはありません。 遮断器は逆接続不可で、1、3、5極に電源線、2、4、6極に負荷線を接続する必要があります。 遮断器は垂直設置（縦設置）、水平設置（横設置）いずれも可能です。 過電流制限能力があり、全シリーズに過電流制限機構が設計されており、予期される短絡電流のピークに達する前にアークを消弧し、短絡電流が回路に与える影響を確実に抑えます。図に示すように、過電流制限機構は実際に短絡電流のピークを遮断し、予期された短絡電流のピーク曲線に対応しています。 規格適合 GB/T14048.1「低圧スイッチ機器および制御機器 第1部 総則」（IEC60947-1:2011, MOD）
GB/T14048.2「低圧スイッチ機器および制御機器 第2部：遮断器」（IEC60947-2:2006, IDT）
使用環境および用途 周囲空気温度が+40℃を超えず、24時間内の平均温度が+35℃を超えないこと。 周囲空気温度の下限は-5℃です。周囲空気温度が+40℃を超え、+60℃未満の場合は、温度低減係数表に従って定格電流値を適切に低減します。 湿気のある空気に耐えられます。 塩霧、油霧の影響に耐えられます。 爆発の危険がなく、金属を腐食したり絶縁を破壊するガスや導電性の粉塵がない場所で使用できます。 雨や雪の侵入がない場所で使用してください。 設置場所の標高が2000m以下であること。 最大傾斜角度は22.5°です。 動作環境：汚染度3。 設置カテゴリ：Ⅲ。 ZSEEM1Lシリーズ残留電流保護遮断器の主な特長 ZSEEM1Lシリーズ残留電流保護プラスチック外装遮断器（以下、漏電遮断器）は、漏電保護機能を実現します。従来の残留電流保護遮断器は2相からの電源サンプルを使用しますが、本シリーズは3相であり、任意の相が欠けても漏電保護モジュールが正常に作動します。 現場で調整可能：定格残留動作電流Δnおよび残留電流動作時間（即時および遅延）は現場の状況に応じて調整できます。 低電圧保護：相電圧が50Vに低下しても漏電保護モジュールは正常に動作します。 漏電警報出力機能付き：機器または配線の残留電流が設定値以上に達すると、漏電警報ユニット付き遮断器が無電位接点信号を出力し、対応する警報装置を駆動します。 ZSEEM1Lシリーズ残留電流保護遮断器の適用範囲 ZSEEM1Lシリーズ漏電遮断器は、定格絶縁電圧800V、交流周波数50/60Hz、定格動作電圧400V、定格動作電流630Aまでの回路で、頻繁な操作やモーターの頻繁な起動には使用されません。遮断器は過負荷、短絡、低電圧保護機能を備え、回路および電源機器を保護します。同時に、人体に対して間接接触保護を提供し、過電流保護では検知できない長期にわたる接地障害による火災のリスクを保護します。その他の保護装置が故障した場合、定格残留動作電流が30mAのZSEEM1L漏電遮断器は追加保護を直接提供できます。
