IDE 固態ハードディスクIDE 固態ハードディスク

ATA/IDE インターフェースフラッシュ固態ハードディスク設計案

2018年11月18日

ATAフラッシュディスク固体ハードドライブ設計ソリューションは、3.5インチのデスクトップやサーバー用のATA/IDE固体ハードドライブ、または2.5インチのノートブック用ATA/Mini IDE固体ハードドライブ、外部固体ハードドライブとして製造することができます。また、CFカードの設計基盤としても利用可能です。このソリューションはターンキー方式で提供され、納品後すぐに生産に投入し最終ユーザーに販売することができ、ATA標準のIDEインターフェース規格と完全に互換性があります。信頼性が非常に高い製品に適用可能です。デュアルチャネル設計により16ビットのデータ転送幅を実現し、従来のシングルチャネル8ビットデータ幅より約2倍の効率を向上させ、最大64個のSLCおよびMLC NANDフラッシュメディアに対応しています。

製品紹介

このソリューションはSST 55シリーズチップを採用しており、主にSST55VD020をサポートします。ATAインターフェースコントローラーと1つまたは複数のNANDフラッシュを内蔵しており、生産された各固体ハードドライブにはデータの安全性を確保するための唯一の20バイトのIDシリアルナンバーが付与されます。ユーザーはストレージ保護領域をカスタマイズすることができ、その他にもウイルス防止のための書き込み保護ピン、パスワード保護、クリアコマンドなどのセキュリティ機能があります。振動に強く、各種電子機器の耐久性のあるストレージとして使用でき、極めて低い消費電力で非常に低い動作温度を実現し、半導体ストレージ技術により機械的な動きがなく完全に無音で、従来のハードドライブによる運転音を排除します。

このATA固体ハードドライブを様々な電子機器のストレージ部品として利用できます。例として、デスクトップコンピュータ、サーバー、ノートブックコンピュータ、外部ハードドライブ、音楽プレーヤー、モバイルデバイス、工業用コンピュータ、ハンドヘルド端末、ハンドヘルドデータ収集スキャナー、録音機器、録画機器、監視機器、セットトップボックス、PMP、MP4、デジタルプレーヤー、デジタルフォトフレーム、MID、モバイルネットワーク機器、医療機器、POS機、レジスタ、基地局、GPSナビゲーション機器などがあります。

技術仕様

  • 伝送インターフェース

    • 工業標準ATAバスインターフェース
    • IDEインターフェース（デスクトップコンピュータ用）
    • Mini IDEインターフェース（ノートブックコンピュータ用）
    • 16ビット幅ホストインターフェース
    • PIO Mode-6、Multi-word DMA Mode-4、Ultra DMA Mode-4の伝送モードをサポート

  • フラッシュ容量

    • デュアルチャネル16ビットデータアクセス幅をサポート
    • 最大64個のフラッシュメディア/フラッシュチップをサポート
    • SLC（Single-Level Cell、単層セル）をサポート
    • MLC（Multi-Level Cell、多層セル）をサポート
    • 2Kバイトおよび4Kバイトのページサイズをサポート

  • デバイス機能

    • 書き込み保護ジャンパ
    • マスター/スレーブデバイス切り替えジャンパ
    • IDEまたはMini IDE標準データ伝送インターフェース
    • ハードドライブ標準電源インターフェース

  • 製品サイズ

    • IDEバージョン：10.8 cm × 9.2 cm
    • Mini IDEバージョン：10 cm × 7 cm

  • 電源管理

    • 3V低電圧供給
    • 低電流運転：動作時最小25 mA、休止状態80 μA
    • ウェイクアップ遅延や遅延なし
    • ホストの介入なしで無効な消費電力を直ちにオフにする

  • 伝送性能

    • 連続書き込み性能：毎秒30メガバイト以上
    • 連続読み取り性能：毎秒30メガバイト以上

  • データの安全性

    • 内蔵ECC（Error Correction Code）エラー訂正機能
    • データ書き込み保護機能、ジャンパーでデータ書き込み禁止可
    • ユーザーが選択した特定領域の書き込み保護をサポート
    • 固有の10バイトのIDコードをプリセット
    • ユーザーが別途設定できる10バイトのIDコード
    • 電源断保護、予期しない電源断やデバイス脱離によるデータ損失を防止

  • 使用寿命

    • 主制御チップには使用回数制限がなく、寿命は20年以上

  • ファームウェア内容

    • 内蔵フラッシュファイルシステム
    • 内部の書き込みバランスアルゴリズム（ウェアレベリングアルゴリズム）によりフラッシュの使用寿命を延長

  • システム要件

    • ほとんどの主流またはニッチなオペレーティングシステムをドライバ不要でサポート
    • Windows 95, Windows 98, Windows ME, Windows XP, Windows 2000, Windows 2003, Windows Vista…
    • Windows CE, Windows Mobile, Windows Embedded…
    • Linux, Ubuntu, Red Hat, Debian, Fedora, CentOS, Gentoo, OpenSUSE…
    • FreeBSD, OpenBSD, NetBSD, Darwin…
    • Unix, HP-UX, Solaris, Sun OS, IBM AIX…
    • Mac OS, Mac OS X（PowerPC、Intelプロセッサ）…
    • MS-DOS, FreeDOS, OS/2…

  • チップの種類

    • 55VD020, SST55VD020-60-C-TQWE, SST55VD020-60-C-MVWE, SST55VD020-60-I-TQWE, SST55VD020-60-I-MVWE
    • SST55LD019A, SST55LD019B, SST55LD019C, SST55LD019D, SST55LD019M
    • SST55LD016, SST55LD017, SST55LD017A, SST55LD017B
    • SST55LC100, SST55LC100M

  • 品質安全

    • 商業級の動作温度: 0度から70度
    • 産業級の動作温度: -40度から85度
    • すべての鉛を含まない（無鉛）デバイスはRoHS規格に準拠

資料ダウンロード

  • ATA Flash Disk - SST55VD020 SSDの原理図
  • ATA Flash Disk - SST55VD020 回路図（PCBレイアウト/CADファイル）
  • ATA Flash Disk - SST55VD020 SSD Gerberファイル

購入情報

製品情報の詳細については、電子メール：[email protected] または電話 024-31876750 にてお問い合わせください。詳細な連絡先はこちらをご覧ください。

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